FC2ブログ

2020-01

レジストマスクに挑戦する

こんばんわです。

さて、先週作成したLEDドライバ。
これを収めるためのボックスを作成しました。

ベースは無印良品で買ってきた、アクリルケースの引き出しを使います。
P8291239.jpg

周りはアルミテープで囲います。
P8291242.jpg

天板は1mmのアルミ板で作成。
大きいサイズで手作業加工となるため、厚い板は使えません。
ペコペコです^^;
P8291240.jpg

天板裏には1w紫外線パワーLEDを4つ設置。
P8291243.jpg

で、先週のLEDドライバを天板の上に置くだけw
P8291262.jpg

マスキングテープで組み立てしてあるのはご愛敬w
とりあえず、用を足すには十分程度のライトボックスとなりました。
すごい適当工作でスイマセン^^;

で、このライトボックスを使う、当初の目的へ向かって試行錯誤開始です。
まずはスクリーン印刷をするための孔版を作成します。

まず、スクリーンを準備。
P8291259.jpg

アルミ製の枠は買いました。
そこに#250のポリエステルメッシュを張ります。

そこに紫外線で硬化する一液タイプのインクを塗布します。
P8291260.jpg
メッシュの張りがイマイチでインクがムラになってます^^;

ここに版下用のフィルムに印刷したマスクを重ねて、前述のライトボックスで露光します。
P8291261.jpg
この版下フィルムが曲者というか、ウチのプリンタは顔料インクタイプのインクジェットプリンタなのですが、顔料インクに対応するOHPフィルムが少ないんですよ・・・で、結局OHPフィルムのカテゴリではいいものが見つからず、最終的には版下専用のフィルムにたどり着きました。

で、マスク上から露光したものを流水で静かに洗うと・・・
P8291257.jpg
おお~、パターンがでてきました。ちゃんと露光できてるようです。

で、この露光されたパターンをみていまさら気づく・・・
これレジスト用のマスクとしては逆だよ・・・

この後10回以上の試行錯誤を繰り返し・・・ようやく満足な出来のスクリーンが完成。
P8311278.jpg

細いパターンの出来にも満足^^
P8311279.jpg

レジストのテスト用にパターンだけ切削した基板を用意しました。
P9011286.jpg
テスト用なので穴はあけてません^^;

この基板にスクリーンをセットします。
P9011288.jpg

こんな感じでマスクされます。
P9011289.jpg
ちょっと・・・サイズを絞り過ぎたかな・・・

で、インクを置いて印刷実行・・・なんですが、これがまたうまくいかない・・・

インクが多すぎてダバダバになったり、少なすぎてかすれたり・・・
不幸中の幸いなのがインク自体はそのままでは固まらないので、失敗してもふき取ってやり直せます。

で、これも数回やり直して最終的にレジストマスクしたものがこちら。
なかなか良い感じです。
P9011292.jpg

切削したパターンの中までしっかりマスクされてますが、これは何度もやり直しているうちにふき取れないパターン内が染まっただけです^^; でも切削パターン内もしっかり埋まってほしいので、一度マスク無しでインク塗布→ふき取り→スクリーン印刷・・・というのが良いのかもしれません。

あと、ぱっと見きれいに見えますが、細かいところでインクはみだしたりしてて、やっぱりマスクのサイズを絞り過ぎた感がありますね・・・

で、苦労はこの後も続きます。・・・

版下の露光では問題なく使えたライトボックスですが、このレジストインクを固めるために1時間くらい照射したけど、ちっとも固まらない・・・

当初使用したのはピーク波長400nmのものなんですが、随分紫色が濃い光り方なんですよね。波長的にこのレジストインクの硬化には合わないのかな・・・?

というわけでピーク波長365nmの3WパワーLEDを追加実装^^;
真ん中にある白い基板のもの2つが追加したLEDです。
P9011293.jpg
発光させてみるとほとんど紫色は見えません。うっすらと光って見えるだけです。

この365nmのLEDだと20分くらいでインクが硬化しました。やっぱり波長なのかな?

ちょっとマットな感じの色味ですね。
P9011294.jpg

細かいところでのはみだしも結構多い・・・
P9011295.jpg

スクリーンの位置調整が甘いのと、サイズ絞り過ぎが原因ですかね。

以上、レジストマスクの印刷でした。



ちなみに、サンハヤトからでているスクリーン印刷の部材使えば、もっときれいにできると思います。ではなぜそれをしないかというと・・・あれメチャクチャ高いんですよ・・・

版下フィルムが一枚あたり400円くらい。
感光スクリーンが一枚あたり800円くらい。

大体一回の印刷あたり1300円くらい?
ちなみに今回使用の部材は・・・

版下フィルムが一枚あたり80円くらい。
スクリーンが一回あたり150円くらい。
感光インクは一回あたり50円くらい。

大体一回の印刷あたり300円くらいかな?
試行錯誤するにはこれくらいのコストでないと、ちょっとムリですよね^^;
スポンサーサイト



コメント

こんにちは
いいのができましたね。これだけうまくいってれば出来合いはいらないですね。

この辺のパターン作成技術って企業秘密満載なんでしょうね。某国への輸出を制限することで、その国ではそれができなくなってしまうほど。今回初めて知りました。

こんばんわです。

コメントのメール通知、ONなってるんですが、なぜか通知が
こない・・・

化学系のモノは製造設備も大規模、管理も大変と、そもそも
やってるところが少ないんですかね?

ソルダーレジストももうちょっと簡単にできないものか、まだまだ
思案中です。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://nznavyblue.blog.fc2.com/tb.php/311-efde4436
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

日付から日誌を見る

12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新の日誌

最新のコメント

最新のトラックバック

カテゴリ

3Dプリンタ開発記 (101)
新モータ駆動装置 (20)
集塵機 外郭編 + モータ制御実験 (17)
集塵機 (42)
Android ADK (3)
CNC改善 (2)
iPhoneスタンド習作 (6)
Webカメラ表示用ソフト (11)
備忘録 (0)
作業日誌 (19)
そのほか (79)
キーボードの製作 (9)
スピンドルモータ交換 (7)
鉄道模型 (9)

リンク

このブログをリンクに追加する

当日誌の閲覧総数